素晴らしきKPOPSの世界3.5(「よい子の韓国歌謡曲3.5」)



 
 

 2001年のお正月に東京で4枚ほどKPOPSを仕入れてきました。実は2月頭に釜山に行く計画があり、そこでまた大量に仕入れてきたいと思います。それまでのつなぎで「3.5」をお届けします。(2001年1月28日)

パク・ファヨビ

 今回の4枚の中でもっとも印象的だったのがこれ。正直、この歌手の名前はまったく知らなくてジャケットの雰囲気が気になって買ったのですが、正解。
 このサイトでは、チョ・ソンモのことを「宇多田兄ちゃん」と称しておりますが、彼女こそは、韓国の「宇多田系」。実に正当的なR&Bの歌い手で、声量はそれほどないようですが、歌の実力は抜群です。
 パク・ファヨビという名前は芸名とはいえ韓国でも珍しいのではないかと思います。容貌もちょっとファニー系入っていて(目がカエル系...(^_^;))、独特のオーラが漂っています。
 



g.o.d. 第3集

 g.o.d.も第3集が出ていますが、韓国チャートで、この第3集の「チョップル ハナ」と「コジンマル」が1-2位を占める大ヒット。最近、私の韓国カラオケレパートリーの中で、g.o.d.の曲の占める割合が、日に日に大きくなってきています。この間、徳島の韓国スナックで、「オモンニムケ」(お母様に)を歌ったら、初めて聞いたという韓国人ホステスが涙ぐんでいました。(私の歌い方がどうの、ではなく、この曲はそれだけ韓国の人を泣かせるツボを押さえているということでしょう。)
 「チョップル・ハナ」(ろうそくの灯一つ)は、社会的な不遇に悩む友人を励ます、という一つ間違えばとてもクサくなる歌詞ですが、その中にこの「オモンニムケ」の歌詞が引用されていて、知ってる人はちょっとニヤッとします。(アボニムオプシ ウリヌン ヘネッソ; お父様なしでも俺達はやりとげた、のところ) 食堂をやっとの思いで開店した当日に、調理人である母親を亡くしてしまって、その後店がうまくいったとは思えないんですが、作品世界としてはちゃんと継承されているわけです。
 コジンマル(嘘)は、好きなんだけど、理由があって別れねばならず、他に恋人ができたと嘘をいって別れる、という歌詞です。歌詞だけ見るととてもひどい男に見えるけど、曲全体ではそういう意味が切々と伝わってくる秀作。
 



ユー・スンジュン 第5集

 ユー・スンジュンも第5集が出ています。相変わらずのユー・スンジュン節で、ある意味では偉大なるワンパターンですね...CDジャケットは、「劉」の字を墨書したものをアレンジしています。ユーは漢字で書くとこの字というわけです。
 ところで、この人の英語ラップには必ずといっていいくらい「Westside」という単語が出てくるんですが、何ででしょうね...私が持っていない第1集にはずばりその名前の曲もあるようですが。アメリカではロスに在住しているようですが、そのせいですかね?
 



パク・チユン 第4集

 今回一番外したのがこれ。高校生で「清純派」でデビューしたパク・チユンが、この第4集から急にセクシー路線に転換ということみたいです。だけど、はっきりいってこの路線転換って無理しているようで、合ってないと思います...
 歌も、音程を外したりはさすがにしませんが、声量はなくてお世辞にもあまりうまいとは言えません。この点は同じく高校生でデビューしたヤンパとは大違い。おまけに、カルメンのハバネラの替え歌を歌ったりしており、これまで一流のオペラ歌手のハバネラを多く聞いてきた私としては、余計にパク・チユンの歌が貧弱に聞こえます...



チョ・ソンモ v.s.イー・ジョンヒョン 補足

 3の時に、チョ・ソンモとイー・ジョンヒョンの携帯電話のCMの話をしましたが、その中でイー・ジョンヒョンのメールのメッセージ「おやすみ、私の夢見てね!」を韓国語何というのか教えてもらったので紹介します。「チャルジャ! ネー クムックォ!」だそうです。(このセリフは韓国で流行語になったそうです。)


 
 

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